
カテゴリー:CGMマーケティング
はじめまして、今回より執筆者が交代します!カテゴリー:CGMマーケティング
昨今、ブログは完全に広告媒体として認められており、ブログへの「書き込み」を広告サービスとして請け負っている専門業者もあります。有名人、または多数の一般人のブログへの書き込みは、弊社も依頼されればお応えします。ですが、広告の目的や期待する効果をきちんとお聞かせいただき、ブログが最善のソリューションかどうか納得していただくようにしています。
まず、有名人にブログに書き込んでもらったからといって、いきなり売上がアップすることはなかなかありません。今やブログを見る人のリテラシーは以前に比べて数段アップしています。有名人に「この商品が気に入っています」と書いてもらったとしても、読む人にはたいてい広告だとバレバレです。毎日お気に入りのタレントのブログを読んでいるファンは、そのタレントが「言いそうなこと、言わなそうなこと」はある程度予測がつくというものです。
ブログで成功しているキャンペーンの多くは、大きな予算と緻密な設計のもとに動かされているのが現実です。一言でいうと、「ブログだけではない」のです。少し前の例ですが、ダイエットビデオの「ビリーズ・ブートキャンプ」が大変な話題になりました。これなどはじわじわとマスコミ露出を増やして認知度を高めるとともに、SNSでコミュニティを作って盛り上げ、タイミングを見てタレントに「私も入隊しました!」とブログに書かせたわけです。こうなるとブログの書き込みもリアリティとパワーを持ちます。
「有名人が当社の商品をブログに書いてくれたら売れるはず」と、過大な期待をする人の共通点を言うならば、「自分でブログをしていない人が多い」ということでしょうか。自分でブログをやっている人ならば、人がブログを読んでどれほど購買行動を起こすか「肌感覚」で分かるはずです。何も知らずに他社の成功例だけを耳にして、ブログ広告を自社でも使おうと考えるのは危険です。費用だって馬鹿にならないんですから。
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バナークリエイティブにも次々と新しいアイデアを盛り込んだ楽しいものが登場していますが、「ソーシャルバナー」は、一般ユーザーからの書き込みがバナーに表示されるというものです。
ソーシャルバナーを活用した大規模なキャンペーンは、一昨年に大塚製薬が実施した「キモチスイッチ」が最初です。これは「気持ちをスイッチ(切り替え)したいとき」というテーマでユーザーが所定のサイトから書き込みを行うと、その内容がバナーの中に現れるというもの。もちろんエントリがアップされる途中で内容の審査は行われ、適切でないものは表示されないように、万全の体制が準備されていました。
私もこのキャンペーンには注目していましたが、いろいろな人の「声」が現れるので、ついバナーに見入ってしまったのを覚えています。ポイントは共感性の高いテーマの選定と商材のマッチングとなるでしょうか。「キモチスイッチ」キャンペーンでは、バナーだけでなく、配布されたブログパーツでも書きこまれた「声」が表示されました。広告を見ている人同士の共感、一体感を商品のブランディングにつなげるという新しい手法として、発展形のキャンペーンが登場するのを期待しています。
これはソーシャルバナーの一例ですが、「キモチスイッチ」ではありません
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影響力の強いブログ執筆者、いわゆる「アルファブロガー」のブログを広告媒体としてネットワークするアジャイルメディアネットワーク(AMN)が、ブログパーツシーディングのサービスを開始しました。
ブログパーツとはブログに掲載するアクセサリーのようなもので、情報を配信するもの、ゲームが楽しめるもの、他者とのコミュニケーションをはかれるものなど、次々に新しいものが登場しています。基本的には無料で配布され、ブロガーが自主的に貼りつけるものですが、有力なブロガーが必ずしも貼ってくれるとは限りません。このAMNのサービスは、ネットワークしているアルファブロガーのブログへのパーツ貼り付けを保証するもので、掲載期間保証、インプッション保証のいずれの形ででも実施可能とのことです。意外にこういった広告サービスはこれまでありませんでした。
ちなみにシーディングとは「種をまく」という意味で、クチコミマーケティングにおいて使われる言葉です。要するに、広告やニュースリリースを投下する前に興味のタネをまいておくのです。たとえば、新しいファッションブランドを売り出す前に「有名女優の××が新作映画でそのブランドを着用していた」といったニュースを流しておくのはその一例です。同様に、このAMNのブログパーツシーディングも、何らかの広告を実施する前の段階で情報を流すことに適していると言えるでしょう。逆に言えば、短期的・直接的にコンバージョン(Web上からの購買、申込、登録など)を求めるものではないという割り切りが必要です。
AMNのブログは、比較的情報の早い人、なおかつ自ら情報発信する人が愛読者の可能性が高いので、ブログパーツがその人たちの注目を集めれば、その後の広告効果を高める大きなきっかけになると思われます。
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先日、ネット広告関連企業を集めて行われる「メディア説明会」に行ってきました。最新のネット広告メニューや事例が紹介されるこの場で、今回はSNS国内最大手であるミクシィの笠原社長みずからが、自社の広告メディアとしての取り組みを語っておられました。
まずミクシィの最新の媒体情報が紹介されたのですが、これが凄い。
・ユーザー数:1,568万人
⇒ 国民の10人に1人以上が会員!
・月間PV:147,8億PV(PC50億、モバイル97.8億)
⇒ もはやモバイルがメイン!
・月間平均滞在時間:2時間22分
⇒ 当然、広告が見られる時間も長い
・1日約100万件、累計10億件以上の日記エントリー
⇒ ユーザーの15人に1人が日記を書いている計算。
ブログサイトよりもアクティブ度が高いです。
・1日400万通以上のメッセージ送信
⇒ メッセージ送信画面の広告も効果があるということです。
以前にミクシィのターゲティングバナーを紹介したことがありますが、現在ターゲティングできるセグメントは「年齢」「性別」「居住地」「趣味」「職業」「誕生日」です。今後は日記やレビューの内容によるターゲティング等も開発する予定とのこと。会員制サイトのもっとも大きなメリットは「ターゲットの絞り込み」ができることですから、今後もより広告に使いやすいセグメントが用意されることを期待したいと思います。
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ここ数年のWebマーケティングのトレンドは、「最適化(optimization)」ではないかと思います。検索エンジンの評価基準に合致するようWebサイトを調整する検索エンジン最適化(SEO:Search Engine Optimization)、ユーザーがコンバージョンしやすいように受けページを調整するランディングページ最適化(LPO:Landing Page Optimization)、申込みや登録などのフォームをより使いやすくするエントリーフォーム最適化(EFO:Entry Form Optimization)といった言葉も、最近ではさほど説明の必要がなくなった感があります。「最適化」とはすなわち、Webサイトを自分本位に「高度化」「特殊化」するものではなく、他者にとって最適なサイトとするために、サイトやページの調整を行うことと言えるでしょうか。
最適化の中でも比較的新しいキーワードに「ソーシャルメディア最適化(SMO:Social Media Optimization)」があります。ソーシャルメディアとは、いわゆるSNS、ソーシャルブックマーク、掲示板サイト、ブログ等、参加者の書き込みがメインコンテンツとなるWebサイトのこと。SMOとは、ここに一般ユーザーからの自社に好意的な書き込みを誘発し、評価を高める手法を言います。やはりソーシャルメディアに上がる書き込みは「生の声」だけに、広告とはまた違った影響力があります。
ただしソーシャルメディアの難しいところとして、書き込みの内容をコントロールできないことがあります。SNSの最大手であるミクシィでは、企業が公式のコミュニティ(同じ趣味や考えを持つ会員同士が交流する場)を作ることができますが、ある企業が批判的な書き込みを恐れるあまり、参加者の発言を制限したり交流を拒むような行動をとり、総スカンを食らって大きくイメージダウンしてしまった例があります。SMOの施策とは、こういったソーシャルメディアの特性を理解しながら、いかに自社にプラスとなる書き込みを増やすか、といったノウハウと言えるでしょう。以前にご紹介したソーシャルメディア内の広告メニュー(⇒ 記事「相手を選んでバナー表示」 )は、ユーザーへの情報提供のひとつの手段として活用することができます。
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Webサイトに表示されているバナー広告は、誰に対しても同じものが表示されているとは限りません。とくに会員のみに閲覧が制限されているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などにおいては、会員登録時のデータに基づいて、性別、年齢層、職業、趣味といったセグメントで「相手を選んで」表示されている場合があります。
たとえば国内最大手SNSであるmixiには、マイページ(会員しか見られない管理画面)最上部の横長バナーを、たとえば「男性のみ」「20代のみ」といった指定で表示する広告メニューがあります(注:2009年1月現在)。こういった、ユーザー属性に合わせて表示バナーを変えられるのが、会員制サイトの大きなメリットと言えるでしょう。もちろん「見せられている」ユーザーはそんな指定がかけられていることは分かりません。
mixiのこのメニューは「インプレッション(表示回数)」に対して料金が設定されており、たとえば「2000万インプレッションで〇〇万円」といった形で販売されています。対象をターゲティングできる上に表示回数が保証されているという点で、広告主の「お得感」が大きい人気メニューです。
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ブログパーツとは、ブログに貼りつけることができるバナー状のパーツです。時計やニュースのような情報を提示するタイプのもの、同じパーツを貼り付けている人同士でコミュニケーションが取れるもの、点数を表示できるゲーム的なものと、次々に新しいバリエーションが誕生しています。そしてまた、ブログパーツの企業広告やPRへの活用も積極的に行われるようになっています。
ただし、広告的な活用といっても、広告のバナーをそのまま配布してはブログに貼ってもらえません。上記のように「見て楽しい」「役に立つ」といった機能をまず第一に提供し、同時に企業や商品の名前を自然な形で知らしめることができればベストでしょう。テレビ番組のスポンサーと同じ発想です。もっとも有名な例がユニクロの「UNIQLOC」でしょうか。もちろんパーツは誘導したいサイトにリンクすることが可能です。
ブログパーツの配布は、自社のHP、もしくは商品のキャンペーンページなどにダウンロードのためのページを設置し、バナー広告やテキストリンクから誘導するとよいでしょう。また、ブログパーツの配布を専門に行う無料サービスサイトも多数ありますので、こちらへの登録も必須です。ユニークなものならばニュースリリースを打ってマスコミに記事として取り上げてもらうことも可能です。
ブログパーツ広告のターゲットはブロガーです。それだけに、ブロガーが「面白いパーツを見つけたよ」とブログに書きたくなるようなものであるべきでしょう。ブログユーザーの間に商品やサービスを広めたいと考えるならば、ご検討いただきたい手段です。
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ここ数年、広告の世界で急速に浸透した言葉に「バズマーケティング」があります。「バズ」は人々の会話の擬音語のようなもので、ひらたく訳せば「クチコミ」となるでしょうか。とくにブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス/ミクシィやグリーなど)の広まりによって、個人が情報発信力を持ち、距離を超えてネットユーザー同士つながりを持てるようになったことが、クチコミブームの背景にあると思われます。
これに着目したいくつかの会社が、クチコミ広告のサービスを開始しています。「プレブロ」「パブログ」「ブロモーション」といったそれらサービスの多くは、大勢の一般ブロガーに広告情報を配信し、自分のブログに広告商材に関する記事を書いてもらうものです。当然、大きな予算をかけるほどたくさんのブログに書いてもらえます。
しかし、「ブログに記事が上がる=クチコミされて情報が伝播する」となるかどうかは、保証できるものではありません。このことを広告主は理解しておくべきでしょう。ブログ記事がクチコミになるにはそれ相応のニュース価値が必要ですし、タイミングもあります。実際のところ、大手企業がテレビCMなどを打ったとしても必ずしもクチコミにまでは発展していません(ここ数日、あなたが交わした会話の中でテレビCMの話題はどのくらいありましたか?)。今のところ、計画的にクチコミを起こす技術はないと思って良いのではないでしょうか。
かといって、クチコミ広告サービスに価値がないというわけではありません。たとえばブロガーに情報を流す前にプレスリリースを打って新聞などに取り上げてもらい、ある程度情報のタネをまいておくことで、ブログを見た人が受け入れやすくするという工夫があります。また、発送が可能な商品ならばブロガーに送付して自由に感想を書いてもらうという方法もあります。商品を体験することで、ブロガーは少なくとも自分の周囲にはその商品のことを話すと考えられるからです。
クチコミ広告サービスで成果を上げるには、他の広告手段も含めたプランニングが必要です。上記のような「タネまき」をするにもノウハウが必要ですし、あるいはブロガーの表現の仕方によっては「やらせ」と思われて逆に広告主がダメージを受ける危険もあります。これらを考慮することなく、「ブログがブームみたいだし、一回利用してみるか」のような感覚で利用するとしたら、オススメできないメニューです。