
ターゲティングメールの話をしているのに、なんとなく通じていない気がして確認すると、相手が「メルマガ広告」と勘違いしていることがたまにあります。実物を見れば一目瞭然なのですが、ターゲティングメールは一通のメールが丸ごと一社の広告、メルマガ広告はメルマガの読み物の間に広告スペースを取っているものです。リアルの広告にたとえてみれば、前者はチラシ、後者は雑誌や新聞の広告と同じです。お分かりいただけますよね?
ターゲティングメールと比較すると、メルマガ広告はそれほどクリック率が高くありません。3~5行ほどの小さなスペースでなかなかアピールしにくいことと、やはりメルマガは読み物が主役であり、広告は「飛ばされる」可能性が高いからです。さらに言うと、メルマガそのものを読まずに捨ててしまう人も少なからずいますので、配信数を母数として「率」を計算すると良い数字が出ないのは仕方がないでしょう。
しかし、だからといってメルマガ広告が役に立たないのかというと、決してそんなことはありません。TEXTの「平成・進化論」(読者38万部)やHTMLの「プレジデントビジョン」(同18万部)といった経営者向けメルマガは安定した人気を誇っており、B to B(法人向けビジネス)系商材の広告に「使える」数少ない有力媒体なのです。この種のメルマガの読者は新聞を読む感覚でじっくり内容を読みますので、広告も目に触れる時間が長いはずです。CTRなどのデータにとらわれず、媒体の特徴とユーザープロフィールを正確に把握して活用するならば、メルマガ広告は十分に「使える媒体」と言えます。
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