
アクセス解析ツールをお使いの方ならば、Webサイトに多くのアクセスがあったとしても、大部分のユーザーが数秒間でサイトを離脱してしまっていることにお気づきと思います。つまり、ユーザーはわずか数秒間で「このサイトは自分にとって価値があるか否か」を判断しているということです。ネットユーザーは、根気よく情報を探してはくれません。簡単に目当ての情報にたどりつけなさそうだと思ったら、すぐに「戻る」ボタンで検索画面に戻ってしまいます。
一瞬でサイトから去っていったアクセスの割合を「直帰率」と言います。この直帰率を下げるためには、様々な工夫があります。LPO(Landing Page Optimization)と呼ばれる施策はその一つで、検索ワードに応じて最適なトップページ画面を自動的に表示するものです。たとえば日本マクドナルドは、「マクドナルド」で検索してアクセスした場合は店舗のスタッフがメインのビジュアルに現れ(下左)、「ハッピーセット」で検索してアクセスすると親子のビジュアルが現れます(下右)。少しでもアクセスしてきたユーザーの関心に沿った情報を提示することで、直帰率を下げようとする試みと言えるでしょう。
「ウチの会社でLPOまでは大袈裟かな」という方は、サイト作りに少しばかり気を配ることで改善をはかることもできます。まず、トップページのもっとも目立つ場所には、そのサイトのユーザーがもっとも関心を持っているであろう情報(文字、画像とも)を表示することをお薦めします。あるいはネット広告を出してそのサイトに誘導しているならば、広告と連動した情報を表示してください。たとえば、広告で「新商品が大特価!」と書いているのにリンクしているWebページにその表記がなければ、ユーザーは不信感を持って直帰してしまいます。広告とリンク先ページが「同じ会社のもの」という関連性は不可欠です。広告の色使いと誘導先のページの色使いを一致させるのも有効です。他には、新着情報をトップぺージに表示しているならば、発表したニュースは必ず記載されているようにして下さい。
これらはノウハウと言うほどでもないごく当り前のことですが、それだけに、それができていないと、アクセスしてきたユーザーは一瞬で去って行ってしまいます。リスティング広告で「アクセスを買っている」ならば、なおさら注意するべきポイントと言えるでしょう。
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.comix.co.jp/bizmt/mt-tb.cgi/308
コメントする