
以前、男性向け育毛剤のメーカーからご相談をいただき、リアル媒体での広告展開についてアイデアを出させていただく機会がありました。
広告関係の仕事をしている方ならご存じと思いますが、頭髪関連の商材の広告は、いろいろな面で代理店泣かせです。薬事法の関連で効能の記載や表現について制限がありますし、掲載する媒体にも(リアル媒体はとくに)敬遠されたり特別な審査にかけられることがあるからです。
そこで、何か新しい訴求方法はないかと考えていたところ、「理髪店にサンプル品やチラシを置いてもらう」というアイデアが浮かびました。髪に悩みのある男性は、現実から目をそむけたがる傾向があるものですが、散髪屋で大きな鏡を前にして自分の顔を見ないわけにはいきません。「あなたの髪、ちゃんと対策しましょう」という広告を作ってアピールすれば効果があるのではないかと思ったのです。
理髪店や美容院をネットワークしてチラシを置いてくれるサービスはありますので、その関係者にまず相談してみました。すると、あっさり「ダメですね」。その人によると、私のアイデアはまったくの逆効果で「髪に対する不安をあおられたお客様は、逆に理髪店に来てくれなくなる」ということでした。なるほど、そう言われてみればそうか…。
というわけで、急きょプランは方向転換。誰にも見られずに広告を手に取って見られるタクシー広告を提案することにしました。タクシー広告は比較的審査も通りやすいので、頭髪関連商材の広告にはオススメです。
(ご注意)
理髪店・美容院がお店の判断で育毛剤の広告を掲示することはあります。掲示を禁止する規則があるわけではありません。
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