他社事例より自社データ

インターネット広告全般

クライアントにネット広告のメニューを提案するとき、必ず求められるものに「他社事例」があります。「そのメニューって、前に同じ業種はどのくらい取れているの?」と。担当者の方が広告の実施前に「大丈夫」と思える材料を確認しておきたい気持ちは分かりますが、正直あまり意味がないと思いながらお応えしています。

たとえば、あなたの会社が業界では中堅クラスだとします。いっぽう事例は、同じ業界でもトップクラスで抜群のブランド力を持つ会社のものだったとしたらどうでしょう。トップ企業の有名商品で成功したとして、中堅企業が同じ広告を実施して同等の結果を得られると言えるでしょうか?(逆は言えるかも知れません。トップ企業でダメなら中堅企業でも厳しいでしょう。しかしそんなメニューはそもそも提案しませんが)。事例の実施時期も問題です。業界の繁忙期と閑散期では、同じ広告メニューを実施しても成果は異なって当然です。そして「取れる」かどうかはリンク先のキャンペーンページによる部分が大きいということもお忘れなく。広告媒体が成功事例と同じくらいのユーザーを貴社サイトに誘導してくれたとして、その先がもしお粗末であったら・・・?

結局、役に立つデータは自社のトライアルから得るしかありません。まずはテストマーケティングの形ででも一度メニューを実施していただき、そのデータをきちんと取って分析し、次に生かす。リスティングやターゲティングメールは通常のサービスで詳細なデータが得られますし、専用の解析ツールを導入すれば、Webサイト内でユーザーがどのように動きどのように離脱しているのかなど多くのことが分かります。

実施まではうるさく事例を求めるのに、実施したらやりっぱなしというクライアントが意外に多いです。貴社はそんなことはないですか?

 

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投稿者:アカウントプランナー  2008年12月14日 06:51

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