
リスティング広告のメリットの一つに、登録キーワードや表示している広告の詳細なデータを取れるということがあります。詳細なデータとはインプレッション(表示回数)、クリック数、クリック率、CPC(クリック単価)、総コスト、アシスト(間接効果)といったもの。さらにオーバーチュアならば広告ごとに「品質」が表示されます。広告はもちろん目的とするサイトへの「集客」のためにあるものですが、得られる貴重なマーケティングデータを活用いない手はありません。今回はその方法をご紹介します。
1.キーワードごとの効果比較
登録したキーワードのインプレッションやクリックの状況を見ることで「自社のサイトはどのキーワードで検索される場合が多いのか」が分かります。たとえば英会話教室がリスティングを実施するとします。自分たちでは「うちは質の高い外国人講師が一番のセールスポイントだ」と考えていたにも関わらず、アクセスされる検索ワードの上位が「英会話 安い」「英会話 お得」「英会話 入会金無料」といったものばかりだったらどうでしょう? あくまで講師の質を訴えるならば、そちらをもっと強調する広告戦略に変えるべきでしょうし、あるいはユーザーの期待に合わせて安さを強調する方向に軌道修正するという対策も考えられます。(下はオーバーチュアの管理画面の一部です。クリックすると見える程度に大きくなります)
2.広告ごとの効果比較
たとえば「英会話 安い」というキーワードと連動する広告は、一つでなくても構いません。複数の広告文を登録しておけば、広告ごとのインプレッションやクリックのデータを見て、どの広告の反応が良かったのか比較することができます。たとえば本文はすべて同じにして見出しにいくつかのバリエーションを作れば、一定期間クリック状況を比較することで反応の良し悪しが分かります。広告のコピーという、今まで「センス」でしか語れなかったあいまいな部分が、リスティング広告のおかげで「見えるようになった」といえます。
コンバージョン(サイト上の購入や登録などのアクション)があがるのはもちろん、データを管理することでいろいろと「発見」があるのもリスティング広告のメリットです。これをもとにPDCAを回すことによって、費用対効果を高めることができるわけです。代理店に運用を委託するなら、少なくとも上記のような取り組みは期待していいと思いますよ。
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